その他の世界の紅茶産地:気候と風土が育む個性派の茶葉たち

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紅茶といえばインドやスリランカが有名ですが、世界の紅茶の産地はまだまだたくさんあり、それぞれ魅力的な茶葉を生産しています。お茶の樹は、育つ土地の気候や標高、土壌によって全く異なる風味を生み出します。

ここでは、インド・スリランカ以外の代表的な産地である「中国」「アフリカ(ケニア)」「インドネシア(ジャワ)」の紅茶の特徴をご紹介します。それぞれ全く違う個性を持っているので、その日の気分や用途に合わせて選ぶと、紅茶の楽しみ方がグッと広がりますよ。

【中国】世界三大銘茶の1つ・魅惑の香り「キームン(祁門)」

中国の安徽省(あんきしょう)で作られるキームンは、インドのダージリン、スリランカのウバと並んで「世界三大銘茶」の1つに数えられています。

最大の特徴はその独特で高貴な香りです。「蘭の花」や「蜂蜜」、時には「かすかなスモーキーさ(燻製のような香り)」に例えられます。渋みが少なく、まろやかな甘みとコクがあるため、お茶菓子と一緒にストレートでじっくりと香りを味わうのがおすすめです。ヨーロッパ、特にイギリスの貴族たちに古くから愛されてきた歴史ある紅茶です。

【アフリカ】日常使いのミルクティーに最強「ケニア」

あまり知られていませんが、実はケニアは世界有数の紅茶生産・輸出国です。赤道直下の強い日差しと、標高の高い冷涼な気候が良質な茶葉を育てます。

ケニアの紅茶の多くは「CTC製法」という、コロコロと丸まった小さな粒状の茶葉に加工されています。お湯を入れると短時間で濃く抽出でき、しっかりとしたコクと美しい赤色がでます。クセがなく濃厚なので、毎日たっぷり飲む「日常使いのミルクティー」として、これ以上ないほど優秀な茶葉です。

【インドネシア】クセがなくすっきりマイルド「ジャワ」

インドネシアのジャワ島などで作られるジャワティー。気候がスリランカと似ているため、風味も少しセイロンティーに似た特徴を持っています。

最大の特徴は、とにかく「クセがなく、すっきりとマイルドで飲みやすい」こと。渋みも控えめです。お茶の色(水色)が明るく綺麗に出るため、冷やしても濁りにくく、アイスティーにとても向いています。また、そのクセのなさを活かして、フルーツティーやハーブティーを作る際のベース(土台)のお茶としても大活躍してくれます。

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